創造表現コース 中学生対象美術講座を実施しました。

        2018年9月19日(水)
                            #創造表現コース2年 広兼

 

8月8日から8月10日までの3日間に中学生対象美術講座が行われました。デッサン、CG、七宝焼の3つの講座が開講され、生徒もスタッフとして参加した中学生にアドバイスなどを行いました。参加した中学生は少し緊張しているようにも見えましたが、普段は体験できない作品制作を楽しんでいただけたようでした。私たち高校生も、教える側に立つのは初めてのことでとても緊張しましたが、初心を思い出した人も多かったのではないかと思います。
中学生の皆さんとの交流で思い出した初心を胸に、新たな気持ちで制作に臨みたいと思います。

 

 

 


創造表現コース「美術系大学 夏の進路研究会」を実施しました。

        2018年9月19日(水)
                            #創造表現コース2年 佐野 

 

7月31日から8月1日の期間に創造表現コース「美術系大学 夏の進路研究会」が基町高校で行われました。
31日には多摩美術大学の4名の先生にお越しいただき、1日には東京造形大学の3名の先生にお越しいただき、それぞれの大学説明会やワークショップが開催されました。各学科ではどのような制作ができるか、普段の授業風景や学生作品などの写真で分かりやすく紹介していただきました。また、31日には、広島産業会館にて開催された全国美術系大学が集まる「美術・デザイン系 進学相談会」に参加しました。そこでは自分が関心を持っている大学の先生と直接、説明や質問を伺うことができました。1、2年生は自分の進路について考えるきっかけになり、とても有意義な時間になりました。

 

 

 


美術部の活動で専門講座を実施しました。

        2018年7月3日(火)
                            #創造表現コース2年 広兼 

 

美術部の専門講座は、放課後の時間を使って、1週間ほどの短い期間で集中して制作する短期講座と3週間ほどかけてじっくり本格的な制作をする長期講座があります。短期講座では、染色、コンピュータグラフィックス、銀箔、版画(リトグラフ)、人物デッサン、グッズ・ワークショップ企画などの講座が開講されました。長期講座では、七宝、アニメーション、絵本、日本画、油彩画基礎、切り絵、ミニチュアなどの講座が開講されました。生徒は、開講された講座の中から希望する講座を短期と長期1講座ずつを選んで受講します。
講座内容は、より専門的な技術や知識を学ぶことができる普段体験しないようなものばかりでとても新鮮です。そのためみんな生き生きとしながら制作に取り組んでいました。今回の講座で学んだことを今後の制作にも生かしていきたいと思います。
今回の専門講座で制作した作品は7月7日の文化祭で展示される予定です。ぜひ、お誘いあわせの上、お越しください。

 

 

 


創造表現コーススケッチ研修を実施

        2018年6月4日(月)
                            #創造表現コース2年 佐野 

 

5月26日(土)、三次市の「美術館あーとあい・きさ」「奥田元宋・小由女美術館」へスケッチ研修に行きました。
「美術館あーとあい・きさ」では、美術科の橋本一貫先生の個展が開かれており、先生の解説を聞くことで作品の魅力をより深く感じることができました。
鑑賞後、美術館周辺の吉舎町でスケッチをしました。天候にも恵まれ、吉舎町の昔ながらのレトロな街並みや自然の風景を描くことができました。
午後からは「奥田元宋・小由女美術館」に行きました。
特別展では児玉希望作品展が行われており、水彩、水墨画、油絵といった、多岐に渡る作品に圧倒されました。
美術部としての初のイベントでしたが、普段とは違う場所の空気を感じながら、熱心にスケッチや鑑賞に取り組めたとても有意義な1日でした。

 

 


創造表現コースと美術部に新入生を迎えました

2018年5月14日(金)
#創造表現コース2年 廣兼

 

新しい季節を迎え、この度創造表現コースに新入生41名、美術部に新入部員42名を新たに迎えました。
4月13日に行われた新入生顔合わせ会では、役員の紹介や新入生からの挨拶、部則の確認などが行われ、美術部一同、気持ちを引き締め、自らの制作を省みるいい機会となりました。
これから、1年生はドラム缶デッサン、2年生はアクリル画・油絵の大作、3年生は平和の鉛筆画の制作にそれぞれ取り組みます。日頃の制作や作品展、実技模試などを通して、部員ひとりひとりが実りのある1年を過ごせるよう、しっかりと部活動に励んでいきたいと思います。


平成29年度「次世代と描く原爆の絵」の取り組みについて

2018年2月23日(金)
#美術科

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ノーベル平和賞受賞団体ICANのベアトリス・フィン事務局長と若者との対話集会に参加しました

2018年2月23日(金)
#美術科

     

この度、広島市・公益財団法人広島平和文化センター主催による「ノーベル平和賞授賞団体ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)のベアトリス・フィン事務局長と若者との対話集会~平和な世界の実現に向けて~」が広島国際会議場において開催され、本校から創造表現コースの生徒を含む10名の生徒が参加しました。核兵器の無い世界の実現に向けて世界的に活躍するベアトリス・フィン事務局長の講演や同世代の若者の発表等を聞き、平和について考える貴重な機会となりました。対話集会に合わせて、会場には創造表現コースの生徒が平成16年度から被爆者の証言を元に制作している「原爆の絵」10点が展示されました。「原爆の絵」を見学されたベアトリス・フィン事務局長と広島市長に対して、創造表現コースの生徒が原爆の絵の取り組みについて解説しました。ベアトリス・フィン事務局長からは「原爆の絵は、被爆当時の広島の状況が大変よく伝わり、原爆被害の実相を後世に継承していくための大切な活動です。これからも継続して頑張ってください」と温かい励ましのお言葉をいただきました。





 


PTA陶芸教室を開催しました

2017年12月27日(水)
#創造表現コース2年 賀川・河内






 

 

広島市立高等学校の生徒による広島市議会への提案発表会

2017年11月27日(月)
#美術科

 

11月6日(月)、広島市議会主催の「広島市立高等学校の生徒による広島市議会 への提案発表会」が行われ、本校から創造表現コース・美術部の在籍する1年生6名が学校を代表して発表しました。
この発表会は、広島市議会が「市民が身近に感じる開かれた分かりやすい議会」を目指す中、選挙権が18歳以上に引き下げられたことなどを踏まえ、高校生によるフレッシュなアイデアや提言等を幅広く聞くことにより今後の議会活動の一助とするもので、発表した高校生にとっても政治や行政への関心を高めることを目的として、今年度初めて計画実施されたものです。
高校生は日頃の各教科の授業、ホームルーム活動や生徒会活動等により身につけた知識を活用し、身近な地域のことについて自ら課題を見つけ出し、その改善策等を広島市議会議員の皆様の前で発表しました。
基町高校では、市立広島工業高校と市立広島商業高校の3校合同で取り組んできた取り組みを発表しました。参加した高校生は、緊張した様子でしたが、自信を持って自分たちの学習の成果を発表し、貴重な経験をすることができました。また、この取組を通じて、広島市の政治や行政への関心を高めることができました。








 

美術部 専門講座を実施しました

2017年11月27日(月)
#創造表現コース・美術部2年 岩﨑

 

美術部では、さまざまな美術分野の学習を行う専門講座を年に4回実施しています。専門講座は、本校美術科の先生の専門的な指導により、あらゆる美術分野の作品制作や学習を行うことができます。生徒は様々な講座の中からいくつかの講座を選択し、各講座を2週間から4週間に渡って受講します。油彩画、日本画、ペン画、アニメーション、七宝焼き、シルクスクリーン、ミニチュア、アートけん玉、絵本づくり、パステル画、コンピュータグラフィックスなど、普段の活動では、なかなか体験できないような作品制作を通じて、貴重な学習をすることができます。
これらの作品は3月の学校内で行われる修了作品展にて展示されます。(修了作品展の詳細は追って報告させていただきます。)





 

 

2017年度 福屋広島駅前店 創造表現コース生徒作品展開催!

2017年10月25日(水)
#創造表現コース・美術部2年 河内

 

10月19日(木)から10月25日(水)かけて、広島福屋駅前店6階のマルチ広場にて創造表現コース生徒作品展が行われました。油絵、日本画、絵本、七宝、映像など多様なジャンルの作品を展示しました。なかなか雲の晴れない天気でしたが、前年に引き続き、連日多くの方に作品を見ていただけて、とても嬉しかったです。今回の作品展で学んだことを次回の作品展に活かせるよう、これからの作品制作を頑張っていきたいと思います。








広島市青少年平和・文化イベント ヒロシマの心を世界に2017参加

2017年9月19日(火)
#美術科

 

8月6日に広島国際会議場で「広島市青少年平和・文化イベント ヒロシマの心を世界に2017」が開催されました。被爆の記憶の風化を防ぐとともに、世界恒久平和の実現を願うヒロシマの心を訴えるため、次世代を担う青少年による平和のメッセージの発信を中心とした平和文化イベントです。
創造表現コースでは「平和の鉛筆画展」「平和のアニメーション上映会」「イベントプログラムの表紙デザイン」「平和の集い表彰楯の制作」などの活動に参加し、多くの生徒が作品制作や準備に取り組みました。




 


市中慰霊祭に参列しました

2017年9月19日(火)
#創造表現コース・美術部2年  岩﨑

 

1945年8月6日、基町高校の前身である広島市立中学校では多くの生徒・教職員が原爆により、犠牲になりました。その広島市立中学校慰霊碑を前にして行われる市中慰霊祭に美術部の1・2年生は参加しました。美術部以外にも生徒会をはじめ、サッカー部・合唱部・器楽部の部員も参加し、慰霊碑に献花をしました。
毎年8月6日はこの河川敷にて市中慰霊祭を執り行ってきましたが、来年以降は護岸工事のため基町高校にて市中慰霊祭を行います。

 


東京造形大学説明会&多摩美術大学説明会を実施しました

2017年8月2日(水)
#創造表現コース・美術部2年  賀川

 

7月31日には東京造形大学の先生方4人にお越しいただき、また、8月2日には多摩美術大学の先生方6名にお越しいただき、それぞれの大学説明会を本校で開催いたしました。入試のことや大学生活、卒業生の方々の活躍、そして各専攻のことなど、美術やデザインについて幅広く教えていただきました。講演に来られた先生方が担当されている各学科が普段どのように作品制作をしているか、その学科はどのようなことを専門的に学んでいるかを写真で紹介しながら説明していただきました。また、東京造形大学説明会では、合格者のポートフォリオを見せていただき、写真や文章をどのようにまとめればいいのかとても参考になりました。それぞれ各自で質問する時間もあり、先生方から直接お話を聞くことができました。これからの進路を考えるのにいい機会になりました。

 

東京造形大学説明会の様子



多摩美術大学説明会の様子









1年生油絵制作を開始

2017年7月30日(日)
#創造表現コース・美術部2年 岩﨑 撮影 賀川

 

1年生は夏の課題として初めての大作制作に取り掛かり始めました。私も1年次にこの課題に取り組み、油絵の50号という大きなサイズで描くことは初めてのことで、とても悩みながら描いた記憶があります。今年の1年生は授業課題で既に油絵を学んでおり、そのことを活かして描くことが出来ると思います。課題制作期間は約1ヶ月です。時間を有効に使いながら取り組んでいきましょう。







 

スケッチ研修レポート~安芸高田市立八千代の丘美術館・土師ダム~

2017年5月27日(土)
#創造表現コース・美術部2年 岩﨑 撮影 賀川


土師ダムと八千代の丘美術館へスケッチ研修に行きました。始めに八千代の丘美術館で作品鑑賞をしました。八千代の丘美術館は白くて可愛らしい小屋のような建物がいくつも並んでいる美術館で、建物ごとに様々な作家さんの作品が展示されています。創造表現コースの村田潤治先生、基町高校美術部OBで広島市立大学芸術学部教授の森永昌司先生も1年間八千代の丘美術館にて作品展示をしています。今回のスケッチ研修ではこのお二人の先生に各自の作品の解説をしていただきました。実物の作品を目の前にお話を聞き、ちょっとした質問にも丁寧に答えていただけたのでとても勉強になりました。
そして土師ダムへ移動しスケッチをしました。普段の部活動では、自然に触れ合いながら作品を制作するという機会はなかなかないので、良い経験でした。
天気も快晴で絶好のスケッチ日和でした。部員全員集中してスケッチに取り組むことができ、とても有意義な1日でした。








美術部顔合わせ会・1年生デッサン開始

2017年5月1日(月)
#創造表現コース・美術部2年 河﨑

4月の活動風景です。部活動初顔合わせ会では美術部活動上の規定の確認から、1年生と2、3年生の親睦を深めるための自己紹介やゲームを行いました。
また、1年生の美術部の初めての課題は毎年恒例のオイル缶デッサンです。形の捉え方や明暗の描き方、質感の表現など、デッサンの基本を学びます。先生方から教わることはもちろん、生徒同士のアドバイスをしあうことで、生徒同士の親睦も深めることができました。










美術部専門講座の実施

2016年11月9日(水)
#創造表現コース・美術部2年 二宗

 

美術部では、10月~11月にかけて専門講座を実施しました。専門講座とは、美術に関する様々な分野をそれぞれ専門とする先生に教えていただきながら作品を作っていくというもので、前期・後期と年二回行われます。部員たちはさまざまな講座の中から各々が興味のあるものを選択して受講します。講座の内容はとても幅広く、限られた時間の中で充実した活動に励んでいます。
学年を越えて交流ができる機会でもあり、楽しく作品制作ができました。







青少年のための科学の祭典に参加しました

2016年10月31日(月)
#創造表現コース・美術部2年 二宗

 

10月29・30日に、広島市こども文化科学館にて「青少年のための科学の祭典」が開催されました。創造表現コースは29日に、「基校生と『科学』を『芸術』しよう!」というブースを担当しました。
ビーズや貝殻を並べてスキャンし、コンピュータで加工してポストカードを作るCGと、たまねぎの皮の煮汁でハンカチを染める体験をする染色の二つのワークショップをしました。生徒たちはブーススタッフの役割を担い、基本的には生徒たちが中心となり、子どもたちの対応をしました。普段慣れていないことに手間取る場面もありましたが、やりとげることができました。







広島市立中央図書館の玄関装飾を担当しました!

2016年10月24日(月)
#創造表現コース・美術部2年 二宗

 

広島市立中央図書館装飾の活動が行われました。中央図書館にて「図書館まつり」が開催されるにあたって、希望者が中央図書館の玄関の装飾を行いました。
今回のテーマは「図書館で発見!」です。テーマに沿ってデザインの案をみんなで考え、決定した案をコンピュータの描画ソフトでデータ化してシールの形を作り、中央図書館の窓ガラスに貼っていきます。
休日や放課後を利用して活動に取り組み、約二ヶ月間でデザインを決定、シールのカット作業などをして、二日間の貼付け作業を経て無事装飾が完了しました。
多くの人の目に触れる場所の装飾をするという貴重な体験ができて、良い経験になりました。

 







福屋広島駅前店 創造表現コース生徒作品展開催!!

2016年10月24日(月)
#創造表現コース・美術部2年 石原

 

先日、福屋広島駅前店6階マルチの広場で創造表現コース生徒作品展が行われました。今回の作品展は50号の大きな絵画作品から、スッケッチやアートけん玉などさまざまな種類の作品を展示しました。作品展は年に数回しか行われないので、福屋広島駅前店での作品展は日頃の作品制作の成果を発表できる数少ない場なので、多くの人に見てもらえて嬉しかったです。自分たちの作品を一般の方に見てもらうことで、今後の作品制作への意欲が湧いてきました。 アステールプラザでの作品展や、3年生の卒業作品展などいくつかの作品展があるので、これからも多くの人に見ていただけるよう作品制作に励んでいこうと思います。

 

 


第2回中高生ドローイング大賞展において6名の生徒が受賞

2016年9月05日(月)
#美術科

 

フジグラン広島2階特設会場において「第2回中高生ドローイング大賞展」の表彰式が開催されました。基町高校創造表現コースから以下の生徒の皆さんが表彰に出席しました。おめでとうございます。

フジグラン広島店長賞
2年 松田 優奈 さん

優秀賞
3年 吉田 吏江 さん

奨励賞
3年 神垣 凪沙 さん
3年 三王 志織 さん

入選
3年 小川 美波 さん
1年 河﨑 海斗 さん


 

 




広島国際アニメーションフェスティバル

2016年9月01日(木)
#創造表現コース・美術部2年 石原

 

8月18日からアステールプラザで広島国際アニメーションフェスティバルが開催されました。この広島国際アニメーションフェスティバルは2年に一度広島で開催され、世界4大アニメーションフェスティバルの1つとして知られています。世界各地の学生から応募されたたくさんの作品の中から、優秀作品が選ばれ会場で上映され、その他にも子供向けのアニメーションや、日本や海外の長編アニメーションなど、さまざまな作品が上映されました。
私たち創造表現コースの生徒は、エデュケーショナルフォルムマーケト会場にブースを出している大学や、専門学校が行うプレゼンテーションを見に行きました。プレゼンテーションでは、大学や専門学校などでアニメーションをどのように学ぶことができるのかを、わかりやすく教えていただきました。アニメーション制作の上で絵を描くということだけが大切なのではなく、BGMや効果音の使い方を工夫することで、面白く、興味深い作品に仕上がるのだと思います。その音楽を他の分野の学生に協力してもらい、一緒になって1つの作品をつくりあげることで、協力することの大切さが学べるのだと思います。基町高校でのアニメーション制作と大学や専門学校での大きな違いは、アニメーションを学ぶことができる期間です。高校では年に数回開講されるアニメーション講座を受講した人が学ぶことができるのですが、大学や専門学校では1年間を通して学ぶことができます。また、個人個人で独自のアニメーション制作をすることができるそうなので、高校との違いを感じられてとても魅力的です。
その後、広島国際アニメーションフェスティバルに出品されて作品の上映会に参加しました。広島国際アニメーションフェスティバルでは、普段私たちがよく見ている“アニメ”とは違った独特な雰囲気を持ったアニメーションが多く新鮮でした。私たちがこれからアニメーションに限らず、様々な作品を制作する上で、今回の作品鑑賞やプレゼンテーションは必ず役立つと思うので、これからも熱心に作品制作に取り組んでいこうと思います。

 











東京造形大学交流会

2016年8月18日(木)
#創造表現コース・美術部2年 石原


8月3日に基町高校で東京造形大学の先生方との交流会が行われました。この日は4人の先生にお越しいただき、入試のことや入学してからの学生の作品制作への取り組み方や、学校の施設や交通アクセスについてなど大学に関するさまざまなことを教えていただきました。また、講演に来てくださった先生方が教えているそれぞれの学科の特徴もくわしく教えていただきました。グラフィックデザイン科の和田先生は創造表現コースの卒業生でもあります。大学の先生の話を聞ける貴重な機会となり、大学のホームページを閲覧するだけでは得られない情報も多く、講演後には先生方と直接お話しし、作品の講評の時間も設けていただきました。そして合格者の方のポートフォリオも見せていただき、写真や文章をどのようにまとめればいいのかとても参考になりました。
講演には1~3年の生徒が参加していたのですが、特に大学についてまだよく知らない1年生や、これからもっと知っていかなければならない2年生にとっては、これからの進路を考える上で今回の講演の内容は本当に役に立つと思います。
大学に入学して楽しく熱心に作品制作に取り組むためには、高校生の間にどれだけ頑張れるかが大切なのだと感じました。毎日を自分の将来のために充実した日々にするために、今できることを全力でこなしていこうと思います。










1年生 大作作品の制作の様子

2016年8月10日(水)
#創造表現コース・美術部2年 石原

 

一年生はこの夏から初めての油絵50号の制作を開始しました。50号という大きなキャンバスに絵を描くのはもちろんのこと、油絵を初めて描くという人もいると思います。私も初めての50号の大作を描いた時は、油絵についてまだわからないことも多くあり、戸惑ったのを覚えています。
今年の一年生の大作の制作の様子を見ていると、風景や静物などいろいろな絵があって面白かったです。この大作が完成した時の達成感はとても大きなものだと思います。この大作の制作の経験は今後の作品制作に大きく影響してくると思います。私も一年生の大作が完成するのが楽しみです。






 

 


次世代と描く原爆の絵 初顔合わせ会を実施

2016年8月03日(水)
#創造表現コース・美術部2年 杉江

 

8月1日(月)に、今年度の原爆の絵の初顔合わせがありました。原爆の絵は、創造表現コースが尽力を注いでいる平和活動の一つで、被爆者の方から直接お話を聞き、体験されたことを絵で表すという活動です。多くの方からご理解を頂いており、近年は海外の方からの関心も集めています。
今年度は15点の依頼を受け、創造表現コースの中から希望者をつのり、原爆の絵が開始されました。
活動中多くの困難がありますが、技術面だけでなく、人間性も高めてくれる貴重な体験となります。生徒たちは絵に込める「平和への思い」に対し、模索し続けていきます。
初顔合わせでは、被爆者の方と生徒が熱心に話し合い、どのような絵を描いていくか決めていきました。
これから数回の打ち合わせを経て、一年後の完成披露会までに制作を終える予定となっています。

 

 

 

 

 

 


2年生 大作作品の制作の様子

2016年8月01日(月)
#創造表現コース・美術部2年 杉江

 

二年生は二回目の大作制作を行いました。去年は油絵50号と決められていましたが、今回はぐっと自由度が上がり、デザイン、立体作品、油絵の中から一つ選び、また画材も好きに選べます。大きさも二種類(50号またはB1サイズ)から選択出来るようになりました。一年生の頃に学んだ基礎を応用し、自分なりの表現ができるよう、各個人で工夫を凝らしていきます。キャンバスにアクリルを使用して描いたり、パネルに布をはったり、和紙を使ったりする生徒や、自分の空想上の世界を描く生徒、一年での反省点をふまえ、もう一度油絵に挑戦する生徒もいました。
思うままに制作することで、生き生きとした様子で活動を行っていました。

 

 

 

 

 

 

 


3年生 平和をテーマにした鉛筆画の制作の様子

2016年7月29日(金)
#創造表現コース・美術部2年 杉江

 

平和をテーマにした鉛筆画は、毎年三年生が取り組んでいる作品です。鉛筆のみで「自分の思う平和」の姿をパネルに描いていきます。
直接戦争の非情さを訴えるものから、今ある幸福の大切さを伝えるものまで表現は様々ですが、すべての作品に自分の姿が描かれています。
この作品は毎年8月6日に広島国際会議場地下二階ロビーで展示されます。
今年も生徒一人一人が「平和」について考え、完成させることができました。

 

 

 

 

 

 


次世代と描く原爆の絵 完成披露会

2016年7月04日(月)
#美術科 福本

 

基町高校西棟展示ギャラリーにて原爆の絵の完成披露会を行いました。平和記念資料館の館長をはじめとした職員の方と12名の被爆体験証言者の方を迎えて行い、創造表現コース・美術部に在籍する約120名の生徒や保護者、東京と広島の被団協、東京の青年劇場ほか多くの関係者の方々のご臨席を賜りました。
証言者の方からは描いた場面の紹介や、被爆体験のお話を、絵を制作した生徒は原爆の絵を制作した感想などをお話ししました。原爆の絵の制作に携わらなかった生徒たちもまた、これを機に平和への想いを新たにしました。
「次世代と描く原爆の絵」は、原爆被害の実相を後世に伝えていくとともに、被爆体験を継承していくため、広島平和記念資料館が平成16年度から取り組んでいる事業です。生徒たちは証言者の被爆体験を聴き、想像を絶する光景をどう描くのか悩みながらも、資料を集め、証言者と何度も打ち合わせを行い、昨年7月末より約1年かけて35枚の「原爆の絵」を描きあげました。この「原爆の絵」は平和記念資料館に寄贈され、今後、証言者が修学旅行生などに被爆体験を話すときに、当時の状況をより理解してもらうために使われます。
この度は24名の生徒、OB3名、教員4名で、35点の原爆の絵の制作を行いました。これまでに描いた原爆の絵は約101点となります。被爆者の高齢化が進み、被爆体験の継承が急務となっている中、創造表現コースでは、これからも1枚でも多くの絵を制作していこうと思っています。今年もまた新たな原爆の絵の制作に取り組んでいく予定です。
原爆の絵はこの後、同会場(展示ギャラリー)において引き続き、7月いっぱいまで、同校生徒を対象に展示会を開催します。また、同校文化祭が開催される7月9日(土)は、一般の方も自由に作品を鑑賞できます。

 

 

 

 

 

 


美術部 専門講座が開講されました

2016年6月30日(月)
#創造表現コース・美術部2年 石原

 

文化祭前に基町高校美術部では専門講座が開講されました。この専門講座というのは、普段の授業や部活動では体験することのできない日本画や版画、工芸、七宝など様々な制作を行うことができます。また、長期講座と短期講座の2つの期間にわかれており、それぞれの期間で1つずつ講座を受講することができます。完成した作品は文化祭で展示され、今後の作品展でも展示されます。毎回開講される講座の内容が変わるので私達も毎回とても楽しみにしています。

 





 


2年生授業で「紙立体」を制作しました

2016年6月13日(月)
#創造表現コース・美術部2年 石原

 

2年生は5月中旬から6月にかけて紙立体の制作を行いました。今回の授業では、紙を使って多面体を作りました。多面体には何種類かあり、始めに全員共通で正六面体を作ったあと、それぞれ自分の作りたい多面体を選び制作していきました。以前行った陶芸や、けん玉の制作とは違う立体作品の難しさでした。少しでもずれてしまうと形が歪んでしまうので、コンパスを使って慎重に、正確に展開図を作図し、集中力を切らせることなく組み立てていきました。
この紙立体では立体作品を作ることの難しさをあらためて感じられました。

 


 

 



創造表現コーススケッチ研修に行きました

2016年5月28日(火)
#創造表現コース・美術部2年 杉江

 

5月28日(土)に、美術部全員でスケッチに出かけるスケッチ研修が行われました。美術部員は全部員で百名を超えるため、普段なかなか一斉に行動することがありません。そのためスケッチ研修は、スケッチの力を鍛えるとともに、部員同士の中を深める、重要なイベントとなっています。
行き先は奥田元宋・小由女美術館と、国営備北丘陵公園です。
まずは美術館見学です。奥田元宋・小由女美術館は、日本画家・奥田元宋と人形作家・奥田小由女夫妻の作品が常設されている美術館で、特別展では木版画家・川瀬巴水の作品も鑑賞しました。部員同士で作品の良さを共有し合うことができました。
その後は、丘陵公園でスケッチです。大自然や日本の伝統家屋など、多くのモチーフが至る所にあり、積極的にスケッチに励んでいました。
特に花園がとても綺麗で、多くの部員に人気でした。
一日を有意義に過ごせた、良いスケッチ研修となりました。

 





美術部1年生「ドラム缶デッサン」を開始

2016年5月17日(火)
#創造表現コース・美術部2年 杉江

 

4月18日から約1ヶ月の間、美術部1年生はドラム缶デッサンを行いました。
一缶のドラム缶をこの期間内で仕上げていきます。一つのモチーフを長期間注意深く観察することで観察力を磨くこと、またモチーフにこだわりを持ち完成度を上げていくことを目当てに進めていきました。
この取り組みは一期生のときから、一年生が最初の部活動で行うものとして取り入れられています。新たな学友たち、新たな環境に囲まれての初めての活動となります。
長いようで短い期間の中で、学び合い、高め合って、無事完成することが出来ました。












美術部新入部員初顔合わせ会を実施ました

2016年5月14日(金)
#創造表現コース・美術部2年 石原

 

4月15日に美術部初顔合わせ会が行われました。今年度は43人の新入部員が美術部へ入部しました。この会では、新入部員一人一人が名前と出身中学校と今後の抱負を話し、自己紹介をしました。その後、1年生と2・3年生での交流会が行われ先輩と後輩との中を深めていきました。みんな趣味の話や、美術部の活動の話で盛り上がりとても楽しい交流となりました。
これから少しでも早く1年生が部活に馴染めるよう先輩として頑張っていこうと思います。









「飲んでみんさい!広島の水」ボドルドウォーターラベルデザイン

2016年5月6日(金)
#美術科

 

広島市水道局では、名水百選に選ばれた清流太田川を主要水源とした安全でおいしい水道水をについて、市民の理解を深めていただくことを目的とした、ボトルドウォーター「飲んでみんさい!広島の水」を製造・販売しています。
このたび、ラベルデザインのリニューアルに伴い、創造表現コースの授業の一環として新しいラベルデザイン制作に取り組みした。ラベルデザインは「広島らしい」をテーマとし、アイコンをちりばめたデザインにしました。

ボトルドウォーター「飲んでみんさい!広島の水」は、水道局基町庁舎及び各営業所でご購入いただけます。詳しくは広島市水道局ホームページをご覧ください





 

 

 

 

第8回高校生絵のまち尾道四季展 尾道賞・奨励賞受賞

2016年5月2日(金)
#美術科

 

昨年11月に開催された、尾道市主催「第8回高校生絵のまち尾道四季展」で、本校創造表現コース現2年生の土井亜子さんの作品「午後」が尾道賞を、現3年生の津村果奈さんの作品「懐古」、現2年生の野村かなめさんの作品「雨上がり」がそれぞれ秀作を受賞しました。
「高校生絵のまち尾道四季展」は全国の高校生を対象に尾道の風景、風俗、祭り、行事など尾道の特長を取り入れたものをテーマに平面絵画を募集する全国公募の絵画展で、2000年から2年に一度開催されています。
第8回展の応募は全国21の都道府県78校より460作品が寄せられ、このうち尾道賞10点、秀作10点、入選130点が選ばれました。その他本校から18人の生徒が入選しました。


2年土井亜子さんの作品「午後」 尾道賞受賞

3年 津村果奈さんの作品「懐古」 秀作受賞


2年 野村かなめさんの作品「雨上がり」 秀作受賞

 

 



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