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創造表現コース1年次研修レポート。

2016年3月27日(月)

3月24・25日に創造表現コース1年生は倉敷、尾道でスケッチ研修を行いました。少し肌寒いなかで、みんなスケッチや美術館鑑賞を一生懸命行いました。
研修1日目、基町高校に朝早くから集合し、出発式を行いました。その後バスに乗り込み倉敷へと出発しました 。四十人以上の大移動。 バスでは窓から見える景色やバスガイドの方からいろいろなお話を聞くことができとても勉強になりました。絵を描くという実技以外にも、多くの知識を得て感性を磨く、ということも重要な研修の目的の一つです。


1時間半で時間で大原美術館に到着しました。
大原美術館は大原孫三郎のコレクションを展示してある、歴史深い美術館です。様々な種類の作品がありましたが、主には西洋の技法を取り入れた作品が展示されていました。一部の作品が東京の展覧会へ出展してあり残念でしたが、十分に勉強になりました。
その後、倉敷の美観地区でスケッチを行いました。各自昼食をとり、自由に移動しスケッチを行いました。その日の夜には講評会があるということで、みんな必死にスケッチに取り組みました。



日が落ちてきました。 宿に向かいます。 美味しいご飯を頂きました。 露天風呂に入ったり、スケッチの仕上げをしたり、今日の資料を整理したりと、各々有意義に過ごしました。
そしていよいよ講評会です。お互いの作品に感想を言い合い、先生からアドバイスを頂きました。




2日目は朝6時起床、そして朝食はバイキングです。




田中(でんちゅう)美術館へ出発です。田中美術館は、平櫛田中さんという彫刻家の方の作品を展示する美術館です。「空間を意識した作品」と称されるように、彫刻以外の周りの空気までもが作品の一部として生かされていました。絵画だけでなく、立体作品も観る事ができ、とても勉強になりました 。

続いて華鴒大塚美術館です。  華鴒大塚美術館はタカヤグループという会社が、地域の芸術文化の発展・蓄積の為に設立した美術館です。 花や鳥に関する作品が多く、ほとんどが日本画でした。綺麗な庭園もあり、みんな大喜びでした。




 さて、最後はスケッチです。
 尾道でのスケッチも同様に個人で描いていきます。描いた作品は後に提出し、様々な場所で展示されることになります。

その後バスに乗って学校まで帰り、解散式を行いました。
あっという間の二日間でしたが、大きなトラブルもなく、無事に帰ってくる事ができました。
今回の経験をもとに、今後の創作活動も積極的に取り組んでいきたいと思います。





by (創造表現コース・美術部1年生 杉江)

 

2016-03-27
 
   



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美術部3年生送る会

2016年3月19日(土)

 3月19日(土)に美術部による3年生を送る会が行われました。今までお世話になった先輩方に感謝の気持ちを伝えたり、希望する進路に進まれる先輩にお話を伺ったりしました。ビンゴ大会や3年生による出し物などが披露され、プレゼント渡しなども行われ、とても良い交流の場となりました。
 個人で制作していくと思われがちな美術部ですが、お互いの存在に刺激を受けながら、支え合って制作しています。先輩方と接する機会が大きく減ってしまう事はとても残念な事ですが、これからのご活躍を心よりお祈りしております。


by (創造表現コース・美術部1年生 杉江)

2016-03-19
 
   



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アートけん玉の制作

2016年3月10日(木)

 1年生は2月18日から26日まで、授業でアートけん玉の制作を行いました。このアートけん玉は今年広島で開催される第40回全国高等学校総合文化祭で展示されます。
 アートけん玉制作のテーマが「広島」なので、それぞれ自分の思う広島をけん玉に描いていきました。「広島」という限定されたテーマの中でも、一つも同じ作品は無く1年生一人一人の広島への思いが伝わってきす。
 また、今まで授業や部活動のなかで立体物に絵を描いたり色を塗ったりする機会が無かったので、表現の仕方が難しく苦戦している人が多くいました。けれど、それ以上に楽しく新鮮な気持ちで制作に取り組むことができました。
 個性的なけん玉ができあがったので総合文化祭での展示がとても楽しみです。
 全国の人に広島に興味を持ってもらうきっかけになれば嬉しいです。


by (創造表現コース・美術部1年生 石原)

2016-03-10
 
   



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第15回創造表現コース・美術部卒業作品展

2016年3月01日(火)

 2月20日(土)と2月21日(日)の2日間、基町高校西棟の展示スペースにて創造表現コースの3年生による卒業作品展が行われました。
 1年生から今までの作品が一斉に展示され、その準備は作品の選出から展示作業に至るまで、全て3年生の手によって作り上げられました。また、1年生2年生も3年生の卒業を祝う気持ちを込め、その活動に貢献させていただきました。そして多くの方にご協力をいただき、卒業作品展を開催することが出来ました。

 当日は、来賓の方をお招きし開会式が執り行われ、多くの祝福のお言葉を頂きました。また、テープカットが行われ、初日から華々しくスタートを切ることが出来ました。
 作品展示では、デッサンを始め、デザイン、グラフィック、アニメーション、油絵、日本画、水彩、工芸、陶芸、七宝焼き、彫刻など、他にも様々な作品が展示されました。生徒たちの努力と葛藤が見える、その一つ一つの作品から多くのことを感じていただけたと思います。会場内では生徒が来場者の方々に作品の説明をし、自らの作品に込めた思いや、これからの活動のことなどを話している姿がよく見られました。作品数も多く、見応えがあったのではないかと思います。
 また、七宝焼き講座も行われ、一般の方も実際に制作の体験をすることが出来ました。日本画教室では、お茶やお菓子のサービスと生徒が作成したグッズの有料頒布が行われました。ゆっくりとくつろぎながら作品をご覧いただくことができ、またグッズの有料頒布ではハガキや一筆箋、トートバックや文房具などを頒布し、どちらもご好評いただきました。

 2日間とも多くの方にご覧いただき大成功のうちに終了しました。卒業する3年生は、これからそれぞれの道に進み、活躍していくことと思います。今まで学んできたことを糧に、ぜひとも邁進していただきたいと思います。本当にお疲れさまでした。


by (創造表現コース・美術部1年生 杉江)

2016-03-01
 
   



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美術部の活動の様子(一年生 油絵自画像)

2016年2月29日(月)

 三年生は入試に向けての入試対策に取り組んでいます。受験する専攻別に、平面構成、デッサンなど、毎日一つの作品を完成させています。完成後は作品を並べて美術科の先生方の講評を受け、他の人の作品と並んだときの印象の違いや改善点などを教わることによって、作品を作る力を高めていっています。
 私たちが授業を受けている間にも、作品制作に取り組む姿をよく見かけました。先輩方が受験と向き合い努力している姿を見て、私たちもこれからあの姿に近づいていくのだなと感じました。
 三年生の先輩方、入試に向けて頑張ってください!


by (創造表現コース・美術部1年生 二宗)

2016-02-29
 
   



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校内美術系大学入試対策実技模試

2016年2月24日(水)

 基町高校では、美術系大学の入試対策や、実技力を試すために、実技模試を年に10回行っています。先日今年度最後となる第10回実技模試が行われ、入試を控えている3年生はもちろん、1年生や2年生も大勢参加しました。
 実技模試にはさまざまな学科に対応するため、静物・卓上・石膏デッサン、立体構成、静物着彩、平面構成などの分野に分かれて試験が行われます。普段の授業とは違い通常7時間という限られた時間の中で作品を完成させなければならないのでとても大変ですが、先輩方が作品制作に熱心に取り組んでいる姿を見ることで、とても勉強になり次の制作への意欲が湧いてきます。そして、実技後には先生方が一つ一つの作品を講評してくださるので作品を客観的に見ることができ、自分の欠点や課題に気づくことができます。
 今年度の実技模試は今回で終了です。来年度も10回行われるので、積極的に参加し、実技力の向上に努めていこうと思います。


by (創造表現コース・美術部1年生 石原)

2016-02-24
 
   



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美術部の活動の様子(一年生 油絵自画像)

2016年2月23日(火)

 創造表現コースの生徒が所属する美術部では、1年生による油絵による自画像の制作の活動を行っています。1年生としては、昨年制作した50号サイズの油絵作品以来、二度目の油絵制作となります。
 生徒たちは、鏡を通して自分の顔をじっくりと観察し、慎重に肌や髪などの質感を追って描いています。今回の制作では、油絵での表現方法の模索が目的の一つであり、生徒それぞれが新しいタッチや技法を取り入れるなどの工夫をし、表現の幅を広げています。

 放課後の美術部の活動では、新しい分野に積極的にチャレンジしたり、新たな画材や技法を試すことができるのでとても充実した時間となっています。この活動で得たことを今後の学習や作品制作にぜひ生かしていきたいです。


by (創造表現コース・美術部1年生 二宗)

 


 

油絵完成後は校内の展示ギャラーで作品展をしました。

2016-02-23
 
   



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ペン画によるイラスト制作

2016年2月20日(土)

 創造表現コース1年生の2月の授業では、ペン画によるイラスト制作に取り組みました。これらのイラストは、校内外の行事等で配付するプログラム冊子やリーフレットの挿絵などに使用します。このたびのイラストは次年度の各学年に配付される進路学習のための「進路のしおり」の表紙、裏表紙、挿絵に使われます。
 創造表現コースでは、作品を発信する様々な機会があります。多くの人の目に触れる作品を制作することによって、制作活動に意欲的に取り組む姿勢を身につけることができます。


by (創造表現コース・美術部1年生 蔡)

 


2016-02-20
 
   



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画材研究講習会(ターナー色彩株式会社)を実施しました

2016年2月18日(木)

 2月6日(土)に、絵の具メーカーのターナー色彩株式会社さんをお招きして、アクリルガッシュ絵の具及びアクリルメディウムなどの画材について講習会を行いました。アクリルガッシュは速乾性や耐久性に優れ、様々なものに描画することができる絵の具です。また、メディウムはアクリル絵の具に混ぜることで様々な効果を得ることができ、光沢や素材感などを増すこともできます。

 講習会では、多種多様なアクリル絵の具やメディウムを十分に使用し、混ぜたり重ねたりすることで今まで知らなかった新たな効果を発見することができました。このたびの講習会では学んだことを、ぜひ今後の作品制作に生かしていきたいと思います


by (創造表現コース・美術部1年生 杉江)


2016-02-18
 
   



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「次世代と描く原爆の絵」の活動

2016年2月9日(火)

基町高校創造表現コースでは、平成19年度から毎年、被爆体験証言者と共同で制作する『次世代と描く原爆の絵』プロジェクト(広島平和記念資料館主催)に取り組んでいます。
私は昨年の夏頃から原爆の絵の制作に参加しています。月1回被爆証言者の方からお話を伺い、その証言をもとに当時の広島の惨状を油絵で描いています。
証言者の方のお話は今の広島からは想像できないことばかりで、「どうやって描けばいいんだろう」と思うことが多くありました。しかし、その度に証言者さんがわかりやすく説明してくださったので、描き進めることができました。1・2年生や、OBの先輩、先生方が全員同じ部屋で制作を行っているので、アドバイスをいただくことができ、とても勉強になります。
実際に体験したことのないことを絵に描くのは大変ですが、原爆の恐ろしさをたくさんの人に伝えるために、原爆の絵制作を続けていこうと思います。この原爆の絵は広島平和記念資料館に収蔵された後は証言活動などに活用されています。


by (創造表現コース・美術部1年生 石原)


2016-02-09
 
   



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創造表現コース授業の様子(1年生石膏デッサン)

2016年2月8日(月)

1月8日から29日までの期間、創造表現1年生の授業では「石膏デッサン」の制作に取り組みました。石膏デッサンは美術分野に必要な観察力や描写力を身につけるのに大変良い実技で、多くの美術大学の入学試験にも出題されています。
今回1年生が取り組んだ石膏像は頭像や胸像などの比較的サイズが小さいものばかりで、初心者でも取り組みやすいものでしたが、大半の人が初めて描く石膏像にとても苦労しながら描いていました。限られた時間の中で、みんな真剣に石膏像と向き合い、順調に完成へ近づくことができました。


by (創造表現コース・美術部1年生 蔡)

2016-02-08
 
   



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美術部の様子(1年生フォトリアリズム作品の制作)

2016年2月5日(金)

1月4日から22日までの期間、基町高校美術部の1年生はフォトリアリズム作品の制作に取り組みました。
フォトリアリズムとは、写真画像を克明に描写していく画法のことで、シャープペンシル、鉛筆、消しゴム、時にはガーゼなども使用し、写真そっくりに描き込んでいきます。
モチーフの質感をよりリアルに表現していくことを目指し、制作を進めていきました。今まで、ここまで細密に観察することがなかったため、いつもよりも集中力と観察力が培われていくのを感じました。
最初は写真のように鮮明に描くことに苦戦し何度もやり直しましたが、繰り返していくほどに段々とコツが掴めるようになりました。部員の仲間と励まし合い、先生方のご指導もあり、期間内に全員完成させることが出来ました。

by (創造表現コース・美術部1年生 杉江)

2016-02-05
 
   



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創造表現コース生徒作品展を振り返って。

2016年1月30日(土)

12月23日(水)から27日(日)までの五日間、アステールプラザ市民ギャラリーにて「第16回創造表現コース生徒作品展」が開催されました。この度の作品展では創造表現コース・美術部全生徒の作品及び美術科教員の作品が展示されました。絵画、デザイン、工芸など、授業やクラブ活動で制作したたくさんの作品が展示会場に並ぶ光景に、今までの制作を思い起こし感慨深い気持ちになりました。
行事の準備は展示作業から、受付、撤収作業まで、学習の一環として美術部員全員で行います。生徒一人一人が役割を分担し、協力して成し遂げることができました。
一般の方、家族、大変多くの方々にお越しいただきました。ありがとうございます。

by (創造表現コース・美術部1年生 二宗)

2016-01-29