日程 平成20年3月25日(火)〜26日(水)





3月21日(金)

15:00 事前学習会


3月25日(火)

 9:00 出発式・本校出発(バス移動)
11:40 倉敷市到着 大原美術館見学
      昼食
13:00 倉敷美観地区スケッチ研修(〜17:00)
17:30 宿泊施設に到着
      夕食
20:00 スケッチ講評・研修会
22:30 就寝

3月26日(水)

 6:00 起床・朝食
 8:30 出発
 9:00 田中美術館見学
10:50 華鴒美術館見学
      昼食
13:30 尾道大学訪問(〜16:00)
16:30 本校着・解散式

ホームへ戻る

 

   

1年次研修/事前学習会

2008年3月21日(金)

創造表現コース1年次研修を実施するにあたり、事前の学習会を行いました。1年次研修は、美術関連の進路研究と美術鑑賞に役立てるために実施されるもので、毎年3月末に一泊二日で、岡山県倉敷市や井原市での美術館見学とスケッチや大学訪問を行います。今日は美術館の見学と大学訪問の心構え等について学びました。今年は尾道大学 芸術文化学部 美術学科を訪問させていただきます。本物との出会いが貴重な体験になるはずです。

 

by(美術科 因幡)

H19創造表現コース1年次研修/2008-3-21
 
   

 

 

   

1年次研修/初日

2008年3月25日(火)

出発の朝、広島城側のピロテイにて出発式を行いました。校長先生より、研修中に良いものに出会うことで自分の感性を磨くこと、そのことによって人として大きな成長することを楽しみにしているというお話をいただきました。生徒を代表して高木さんが出発の挨拶をしました。

 

美術科の先生に加えて校長先生、教頭先生他多くの先生方に見送って頂きました。全ての行程は貸し切りバスで移動します。

 

最初の目的地は倉敷美観地区でのスケッチ研修です。晴天に恵まれて、夕方まで各自が思い思いの場所を見つけてはスケッチをしました。

 

美観地区の中心部を流れる倉敷川のほとりは、スケッチしたくなる場所がたくさんあります。鉛筆や水彩絵の具、色鉛筆など各自が用意した道具で描いていきました。

 

小さなスケッチブックは自分の好みでそれぞれ用意した物です。スケッチが一枚終わるたびに家族へのおみやげを買うなどします。夜にはスケッチの講評会があるので、2〜3枚は描いておきたいと思って集中して描いていました。

 

スケッチポイントは倉敷川です。川岸や建物の風情が絵心をくすぐります。通りに入って白壁を描くこともあります。

 

最初は友達と一緒になってスケッチの場所を探しますが、時間がたつと各自のこだわりの場所を見つけるようになります。スケッチ時の帽子着用はあらかじめ許可されています。

 

明治5年に開館した大原美術館です。日本で初めて本格的に西洋の美術を紹介した私立の美術館として有名です。

 

大原美術館入り口にて、係の方からお話を伺いました。館内では自由見学です。自分のペースでゆっくりと鑑賞していきました。中学校のときに教科書で見て覚えていた絵を目の前で見ることができるのは感動でした。

 

倉敷市玉島で宿泊しました。夕食を終えて、いよいよスケッチ講評会です。引率の美術科 橋本先生からは、スケッチの制作や鑑賞の着眼点などしっかりとお話をして頂きました。

 

講評会では、美術の表現者として広い視野を持てるようにと、表現者としての礼儀や心構えの話題にまで話題が広がりました。学級担任の河村先生も添乗員さんも共に聞き入ってしまいました。

 

お互いのスケッチの成果を見ています。お互いの道具の使い方や構図の取り方、描きっぷりに目を奪われます。先生達も一緒に見ます。個人的に講評してもらうこともできました。

 

スケッチには日付やサインを描き加えた生徒もいました。学校にもどったら、それぞれ額縁に入れて展示する予定になっています。

by(美術科 因幡)

H19創造表現コース1年次研修/2008-3-25
 
   

 

 

   

1年次研修/第2日目

2008年3月26日(水)

朝食はバイキングでした。朝日がとてもきれいでした。よく眠り、よく食べました。

 

二日目の午後は、尾道大学 芸術文化学部 美術学科を訪問しました。デッサン教室で「サモトラケのニケ」石膏像の説明から施設見学がはじまりました。ご案内をして頂いたのは、デザインの田村禎英先生です。

 

田村先生の紹介で油画コース(油絵)の大学院生の方の制作現場を見せて頂きました。このまま田村先生のリードで質疑応答の時間となりました。生徒も先生も積極的に質問をさせていただきました。将来への展望を持つことの大切さ、柔軟な思考の大切さのお話など印象的でした。

 

田村先生の紹介で油画コース(油絵)の大学院生の方の制作現場を見せて頂きました。このまま田村先生のリードで質疑応答の時間となりました。生徒も先生も積極的に質問をさせていただきました。将来への展望を持つことの大切さ、柔軟な思考の大切さのお話など印象的でした

 

井原市立田中美術館(でんちゅうびじゅつかん)です。日本を代表する具象彫刻の大家、平櫛田中(ひらぐしでんちゅう)を記念した美術館です。大作完成に向ける芸術家の執念が迫ってくる展示に見入ってしまいました。1階では彼を記念する美術賞の受賞作家の展示が行われていました。

 

大塚美術館(はなとりおおつかびじゅつかん)は企業の創設者のコレクションによるもので、花・鳥に画題を求めたしっとりとした作品が印象的な美術館です。名前の由来がここにあると聞きました。毎年訪れています。

 

大塚美術館の庭園です。コレクションを鑑賞した後は、1階ロビーのソファーに腰掛けて、こちらの庭を観て心を休めます。無料のお茶をいただくことができました。

 

全ての予定を終えて、基町高校に帰ってきました。解散式では、生徒を代表して立川さんが、研修の行程を無事に終えたことを校長先生に報告しました。各地でたくさんの方々に支えて頂きながら、多くのことを学ばせて頂きました。感謝の気持ちを込めて、レポートを終えたいと思います。ありがとうございました。

by(美術科 因幡)

H19創造表現コース1年次研修/2008-3-26
 

 

ホームへ戻る