競技かるたは、100枚ある札の中からランダムに選ばれた50枚の札を使い、自陣にある札を先に無くしたほうが勝ちです。 試合には、藤原定家が勅撰した『小倉百人一首』が使われます。 |
試合を始める前に | ||
1、試合相手と礼をする。 | ||
2、試合で使う50枚の札を、二人で混ぜる。 | ||
3、一人25枚札を取り、自陣に自分の取りやすいように札を並べる。 | ||
15分間の暗記時間開始 | ||
4、並べ終わったら15分間の暗記時間が始まります。15分間のうち、残り2分になると素振りをすることができます。 | ||
試合開始 | ||
①出札を先に触ったほうの取りになります。 ②敵陣の札をとった場合は、自陣にある札を敵陣に一枚送ることができます。相手がお手つきした場合も同様です。 |
① | ② |
Q、競技かるたで札を速くとれるのは? |
A ,競技かるたには、ここまで聞いたらこの札をとれる!というような決まり字があります。 例えば、 ①秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ 我が衣手は 露に濡れつつ ②秋風に たなびく雲の 絶え間より もれ出づる月の 影のさやけさ ①の決まり字はあきのですが、②の決まり字はあきかです。 つまり、あきまではどちらの札が出札なのかわかりませんが、3文字目まで聞くと、どちらの札が呼ばれたのかがわかります。 競技かるたをする人は決まり字をすべて覚えています。そのために、こんなに速くとることができるのです! |