平成29年8月6日(月)市中慰霊祭

昭和20年8月6日、基町高校の前身の「広島市立中学校」の
369名の生徒および教職員が一発の原子爆弾によって犠牲になりました。

8月6日8時15分に生徒・教職員は建物疎開の作業を開始しようとしたときでした。
その近くにある慰霊碑の前で、毎年「市中慰霊祭」を執り行っています。
市中慰霊祭には多くのご遺族、そして基町高校の生徒・卒業生が参列します。
10時に放送部の司会・朗読、器楽部の演奏、合唱部による市中の校歌の合唱などで
しめやかに執り行われました。

美術部、サッカー部、生徒会の生徒を含め、多くの生徒も参加しました。
作業現場に残っていたはしと陶製のボタンそして水筒。
残っていたのは、これだけだそうです。
どなたが使われていたものかはわかりません。
72年目の8月6日。
市中慰霊碑は、護岸工事のため、この場所で市中慰霊祭を執り行うのは、
今年で最後になります。

     

  このページのトップへ