「『また夏がやってきた』と鳥肌が立つような気持ちになる。」 梅雨の間ですが、暑い夏を思わせる日となりました。 基町高校6回生の早志百合子先生をお招きし、 「原爆の子」その後を生きて ~後輩に伝えたいこと~ という演題でお話をいただきました。 |
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9才のときに爆心地1.6kmで被爆しました。 奇跡的に8:15に家族全員と一緒に家にいました。 ぴかっと光って1,2秒してドンと大きな音がして、 静寂の後、阿鼻叫喚でした。 |
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創造表現コースの生徒が毎年描いている「原爆の絵」そのものを体験しました。 みんな同じような体験をしているのだと思いました。 生き残ったものの悲劇は今なお続いています。 |
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様々な病気をしたが、これまで生きているのは 皆さんやそして人類に多くのことを伝えなければいけないから と思っています。 |
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貧しく苦しい時代でしたが、基町高校での思い出は、 楽しい思い出ばかりです。 学校に来るだけで幸せでした。 でもそんな幸せは当たり前ではないんです。 |
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後輩の皆さんにお願いしたいことがあります。 絶対に戦争・原爆は憎むべきものです。 そういう世界にしないでほしい。 その基礎になる勉強をしっかりして、 将来、心やさしい人になってほしいのです。 |
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早志先生お持ちの「原爆の子 初版本」 結婚、転居してもずっと持っていたものとのことです。 |
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「幼き神の子の声を聞け」長田 新 | |
本当にありがとうございました。 また基町高校へお越しください。 |